みなさま、こんにちは。MHスクール校長の林みきです。ロンドンの街の中心部に位置するロイヤル・アルバート・ホール(Royal Albert Hall)で開催されている英国を代表する音楽フェスティバル BBCプロムス、クラシック音楽コンサートに行ってまいりました。
ロイヤル・アルバート・ホールは1871年にビクトリア女王から夫のアルバート公に捧げられた演劇場です。BBCプロムス(The Proms, プロムナードコンサート)は1895年から続くロンドンが世界に誇る最大のクラシック音楽の祭典。世界の有名な演奏家やオーケストラが7月19日〜9月14日まで2ケ月間毎日演奏します。
今年は、1895年から続く音楽祭 “プロムス” 創設者、英国指揮者ヘンリー・ウッド(Henry Wood, 1869~1914)の生誕150周年を記念してクラシック音楽界に貢献した音楽家たちの数々の名曲、アポロ11号が史上初めて人類を月に着陸させることに成功してから50周年を記念して宇宙にまつわる曲やサウンドトラックの名曲が演奏されます。
BBC Proms 公式サイトへのリンク
Royal Albert Hall
アルバート記念碑
アルバート・ホール内 ギャラリー
ビクトリア 女王の肖像画(1819~1901)
1935年、ジョージ5世(1865~1936)のシルバージュビリー・セントポール大聖堂での感謝祭の奉仕
ロイヤルファミリーの休憩室
ロイヤルファミリーの休憩室に飾られている ジョージ王5世(1865~1936)の写真
ロイヤルファミリーの休憩室に飾られている クイーンの写真
アルバート・ホール内のイタリアン レストラン
アルバート・ホールコンサート劇場のエントランス
Queen’s Box
サークル、セカンドティア&グランドティア
85のガラス繊維製の音響ディフューザー(愛称キノコ)
アリーナの観客
画面中央のヘンリー・ウッドの胸像
オーディトリアム
私はプロム8「ダンスへの招待」の演奏を聴きました。演奏は、ヘンリー・ウッドのベルティーズ、ロシアの伝統的なStravinskyのFirebirdスイートのリズム、BartokのDance スイートのエキゾチックな鼓動、Debussyの不器用な官能的なストレッチなど、ダンスは3つのオーケストラのクラシックをフィーチャーしたコンサートでした。出演者は、ヴァイオリン、イザべル・ファウスト(Isabelle Faust)、BBCシンフォニーオーケストラ指揮者、ペテル・エトヴォス(Peter Eötvös)でした。 (紹介記事へのリンク)
クラシック音楽でしたが、ダンス・ミュージックでしたので気軽に楽しむことができ、また感動したコンサートでした。すべてのコンサートの様子はテレビ、ラジオで中継され、9月14日の最終夜、コンサート「ラスト・ナイト・オブ・ザ・プロムス」はロンドン、ハイドパークでの開催です。
日本では10月30日から11月4日までBBCスコティッシュ交響楽団と同楽団首席指揮者トーマス・ダウスゴーの出演による「BBC Proms JAPAN 2019」が初めて開催されます。皆様も日本でBBCプロムスに行かれるチャンスがあると良いですね。(日本公式サイトへのリンク)