みなさま、こんにちは。都市封鎖緩和に向けた新しいロードマップが展開されている日々、いかがお過ごしですか。英国のイベント「復活祭」、「聖ジョージの日」そして春の花の「花言葉」をご紹介したいと思います。


イースター

Wikipediaより

Easter 復活祭 4月4日
イースター(復活祭)はイエス・キリストの復活を祝うキリスト教の最も重要な祝日として位置づけられています。年によって3月下旬から4月上旬までの間で変わりますが必ず日曜日となります。今年は4月2日から4月5日まで公休日になります。復活祭はさまざまな方法で祝いますが、多くの人々がイースターエッグを贈りあい、ホットクロスバン(十字のマークのついた甘いパン)を食べ、子供たちは卵を飾りつけたり、卵探しの遊びに参加したりします。一般的にイースターサンデーは、家族や友人をランチに招待し伝統的なイースターサンデーランチ、子羊のローストを食べます。テーブルのデコレーションは、染められた、または塗られた卵、小さな黄色のヒヨコ、イースターバニー、イースターチョコレートエッグ、キャンデイーそして水仙、白いユリ、チューリップなど春の花などでテーブルが飾られます。


聖ジョージ

Saint George
C.275/280〜23rd April 303
Wikipediaより

Saint George’s Day 聖ジョージの日(イングランド)4月23日
聖ジョージはドラゴンを退治して王女を助けたローマ人兵士だったという伝承があります。聖ジョージは1350年、エドワード3世によってイングランドの守護聖人になりました。4月23日は公休日ではないので、特別なお祝いをすることはありませんが、セント・ジョージ・クロス(イングランドの国旗である白地に赤い十字)やイングランドのフォークダンスであるモリスダンスのイベントが見られます。4月23日はウィリアム・シェイクスピアの生誕日であるので、この劇作家に敬意を払うイベントが行われる日としても知られています。


花言葉
Daffodil ( Narcissus Pseudonarcissus) ラッパスイセン

美しく魅力的な黄色の花を咲かせるスイセンはラッパのような花の形で春を告げる球根花です。ウエールズの国花の一つになっています。ラッパスイセンの花言葉は「尊敬」、「報われぬ恋」。

イギリスの代表的なロマン派詩人であるウィリアム・ワーズワーズ(William Wordsworth 1770〜1850)は、1804年湖畔に沿って咲いていた美しいスイセンに感動し「Daffodil、ダフォデイル・スイセン」を作詞しました。

スイセンを代表するラッパスイセンはスウェーデンの博物学者カール・フォン・リンネ(1707〜1778)が命名しました。ラッパスイセンの学名の意味は、「スイセン擬き、スイセンに似て非なるもの」と奇妙な名前です。ラパスイセンの学名「Narcissus、ナルシサス」はギリシャ神話に登場する美少年ナルキッソスのことです。花言葉の「報われぬ恋」は、復讐の女神ネメシスの呪いによりナルキッソスは水鏡に映った自分の姿に恋をしてしまいます。しかし水面の像はナルキッソスの想いに応えることはなく、その恋の苦しみで彼は憔悴して死んでしまいます。そしてナルキッソスの身体は水辺でうつむきがちに咲くスイセンに変わってしまいました。


English Primrose (Primula vulgaris) イングリッシュ プリムローズ

春を思わせる淡い黄色のプリムローズの花は、森林の開墾、生け垣、田舎道の道端、土手など湿った粘土質の開放草地で咲く野生の花です。プリムローズは英国中でよくみられる光景です。花言葉は、「若者」、「恐れ」、「不安定さ」、「見捨てられた感覚」、「恋人たちの疑い」の象徴しています。

元英国首相ベンジャミン・ディズレーリ(Benjamin Disraeli)はプリムローズが大好きな人物。ビクトリア女王はディズレーリの葬式にプリムローズの花輪を送ったと言われています。4月19日のディズレーリの命日は「プリムローズの日」と呼ばれています。


Muscari (Muscari Neglectum) Grape hyacinth ムスカリまたはブドウヒヤシンス

秋に球根を植えると、冬に茎や葉が育ち、春に花を咲かせます。あまり手間がかからず毎年咲き、育てやすくガーデン愛好家には重宝されています。花言葉「実用的」、イギリスの花言葉はこんなところからきているのかも知れません。

ムスカリの花はロムスカ・パロ・ウル・ラピュタ(Romuska Palo Ur Laputa ムスカ)大佐により発見されました。ムスカリの名前の由来は、ムスカの名とユリの名をかけ合わせムスカリと命名されました。ムスカは軍務に身を置く傍ら、青く可憐な花房をつけるこの植物に魅了され研究を続けました、のちにムスカは多忙となりこの植物に関する論文を記すことができなくなりました。晩年のムスカは植物を憎み「焼き払えっ!」と口走り、重度の心的な障害を負っていたと言われています。花言葉には、ムスカ大佐の言動からとられたものが多く、様々な意味を持ちます。例えば、「失望」、「失意」、ムスカが軍の無秩序さを嘆いたことから。また「通じ合う心」、ムスカ大佐が少女の協力を得た功績を称えて。


London Walk, Holland Park (ロンドン、ホランドバーク)

先日、久しぶりにロンドンホランドパークに行ってきました。日本庭園もあり癒された時間を過ごせました。これから都市封鎖緩和が順調に進み、屋内外スポーツや劇場などに行かれることが楽しみです。