
みなさま、こんにちは。いかがお過ごしでしょうか。
アメリカ、フロリダ州メリット島に存在するケープ・カナベラルケネディ宇宙センターに行ってまいりましたのでご紹介いたします。
ケネディ宇宙センターは、NASA の現役打ち上げ基地としては観光客が見学できる唯一の施設です。
1958年、米国議会により米国航空宇宙局(NASA)が発足され、平和的な宇宙探査と宇宙空間利用を進める任務を司りました。1961年5月、アラン・シェパードがマーキュリー号でアメリカ人として初めて準軌道の宇宙飛行に成功しました。1962年2月20日、ジョン・グレンはマーキュリー号で地球周回軌道を3回周回した初の宇宙飛行士となりました。
アポロ計画の月への打ち上げにはサターンVロケットが使用されました。三段階のロケットとアポロ宇宙船を合わせた全長は110.6メートルに及びます。
1967年1月に実施されたアポロ計画第一号は、地上での試験中に司令船が炎上して3人の宇宙飛行士の命を奪うという悲劇に終わりましたがアポロ計画は続行され、1968年12月21日、アポロ8号が月周回飛行に成功した初の有人宇宙船となりました。
1969年7月16日アポロ11号は二人の宇宙飛行士を月面に着陸させ、1961年にケネデイ大統領が設定した目標を達成しました。ニール・アームストロング飛行士は月面を歩いた人類初の人として「人類にとって大きな躍進である」という言葉を残しました。これに続き、5回の宇宙飛行が行われ、合計12名の宇宙飛行士が月を歩きました。
ケネディ宇宙センターエントランス
ヒーローとレジェンド
ボーイング社提供のアメリカ合衆国宇宙飛行士栄誉の殿堂
正面入り口近くの壁面にはマーキュリーの7人の宇宙飛行士の壮大なレリーフ彫刻が飾られています。
ロケットガーデン
NASAの有人宇宙開発に関係するする各種ロケットの実機が展示されているガーデン
マーキュリー・レッドストーン号、マーキュリー・アトラス号など、アメリカの宙飛行士を宇宙に送り出した歴史的なロケットの基部の周りを歩くことができます。
ゲートウェイ
アルテミス1
オリオン カプセル
アポロ カプセル
スターライナー カプセル
アポロ/サタン/Vセンター
アポロ・サターン ファイブ センター
初めて人類を月へ送り出した巨大なロケット サターンファイブの実物
アポロミッションのCM &SM「司令船と支援船」
Dr. Harrison Hagan Schmitt ハリソン ハーガン シュミット
アメリカの地質学者、元NASA宇宙飛行士、
大学教授、ニューメキシコ出身の元米国上院議員(1977〜1983)
月を歩いたアメリカ人宇宙飛行士 1972年 12月1日 アポロ17号
実際に月まで行った アポロ14号の司令船
宇宙船を組立てるためのビル(VAB)
世界最大の建造物の1つで、容積は3,664,833立方メートルです。敷地面積3.24ヘクタール、高さ160 Mを誇ります。
スペースシャトル アランテイス の常設 展示
実物大のロケットブースターとオレンジ色の 燃料タンク
屋内に展示されている スペースシャトル アトランティスの実物
実際に33回の宇宙行き、地球を4848周回、156人の宇宙飛行士を乗せた伝説のスペースシャトルです。
スペースシャトルの打ち上げを体験できるアトラクション
シャトル シミュレーション モジュール
アイマックスシアター
2種類の3D宇宙映画が上映
ロケットガーデン
遠方に横倒しで展示されているのは、アポロ7号やSkyLab計画で使用されたサターンIB型ロケットです。
ケネディ宇宙センターは、NASAの重要拠点のひとつで見学施設や規模も最大で過去から現在に至るまで、宇宙開発に関する様々な歴史と展示が集まっていているので大変充実感のある日を過ごすことができました。
迫力あるサターンファイブを間近で見られた貴重な体験も楽しかったです。今回、日程が合わずロケットの打ち上げを見ることができなくて残念でしたが次回の訪問の時は見学できればと願っています。