
みなさま、こんにちは。いかがお過ごしでしょうか。
2月6日、エリザベス女王は、サンドリンガム宮殿で即位70周年の記念すべき日を静かに過ごされました。
今年はエリザベス女王在位70周年を記念する最大規模のプラチナ・ジュブリーが英国、英国連邦内各地で行われます。
女王の公式誕生日のある6月には4日間の盛大なお祝いイベントが開催されます。イベントの4日間は、Trooping the Colour (軍旗分列行進式)、セント・ポール大聖堂で感謝祭、バッキンガム宮殿ではプラチナ・パーテイー、最終日の日曜日には街頭演劇、サーカス、パレードなどが路上で行われます。
2月9日、英政府はコロナ関連の全規制が2月下旬に終了する可能性を報じました。
Trooping the Colour | 写真 Wikipediaより
本日は、Trooping the Colour (トゥルーピング・ザ・カラー「軍旗分列行進式」)をご紹介いたします。
トゥルーピング・ザ・カラーは、英国陸軍の連隊によって行われる式典です。
クリミア戦争(1853〜56)までは、英国陸軍の各連隊は、連隊旗を先頭に掲げて戦場に臨み、いざ決戦の時を迎えると全員が連隊旗の下に再び結集し陣容を整え、奮戦するのが慣わしになっており、兵士たちは自分の所属する連隊の軍旗を熟知する必要がありました。
トゥルーピング・ザ・カラーの行事は、本来このような目的から始められ、入隊したばかりの新兵達に軍旗を掲げてよく認識させることが中心でした。
1805年以降は、国王の「公式誕生日」のための記念式典行事として行われており、この日取りは好天に恵まれる6月上旬の土曜日に定められています。

春の訪れ、庭に咲くスノードロップ Snowdrops (Galanthus Nivalis)は、ギリシャ語とラテン語の2つの単語の組み合わせから名前がつけられました。
ギリシャ語のガランサスはミルクフラワーを意味し、ラテン語のニバリスは雪に似ていることを意味します。花言葉は、希望、純粋、再生、慰め、同情、同義です。